接合・溶接技術Q&A / Q01-02-07

Q継手にはどのような形式のものがありますか。また,接合方法(溶接,リベットやボルトなどの機械的接合あるいは接着接合)によって違いがありますか。

複数の部材を接合する場合,継ぎ目すなわち継手ができる。接合する方法の主なものには,リベットやボルトなどを使う機械的接合,接着剤を使う接着接合および溶かすか,力を加えて接合する溶接がある。

また,継手の形式も部材の組合せ方によっていくつかの種類がある(表1参照)。

(1) 突合せ継手(butt joint)

2つの部材がほぼ同一の面内に位置する継手。

(2) T継手(T joint)

2つの部材がほぼ直交してT字形を形成する継手。3つの部材の場合は,十字継手(cruciform joint)となる。

(3) 角(かど)継手(corner joint)

2つの部材がほぼ直交してL字形の角(かど)を形成する継手。

(4) 重ね継手(lap joint)

2つの部材の一部を重ねた継手。類似のものに当て金継手(strapped joint)がある。

(5) へり継手(edge joint)

2つ以上のほぼ平行に重なっている部材の端面が形成する継手。

表1に見られるように,接合方法により多少の違いはあるが,大きな違いではない。

なお,溶接継手とは,溶接されるかまたは溶接された継手のことである。

参考文献

1)溶接工学の基礎,p.150

〈河野 武亮〉

このQ&Aの分類

溶接継手の種類と特徴

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継手の形式

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