接合・溶接技術Q&A / Q02-03-11

Qアルミニウムの耐食性を向上させるために表面処理を行いますが,どのような方法で行ったらよいか教えて下さい。

耐食性向上を目的としたアルミニウムの表面処理方法としては,陽極酸化処理法および化学皮膜処理法がある。以下に各々の処理法の概要および特徴を示す。

(1) 陽極酸化処理法

陽極酸化処理法はアルミニウム独特の処理方法であり,耐食性を向上させるための代表的な方法である。陽極酸化処理は,種々の電解液(硫酸,蓚酸,クロム酸)を用途に応じて使い分けて処理する。アルマイトはその代表例であり,3~30μの酸化皮膜を表面に生成させることによりアルミニウムの耐食性を向上させている。

(2) 化学皮膜処理法

化学皮膜処理は,陽極酸化処理法と比較すると皮膜の成長速度が速く処理設備が簡単なため,コストが安いという特徴がある。

〈石井 邦雄〉

このQ&Aの分類

アルミニウム

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表面処理

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