接合・溶接技術Q&A / Q02-04-08

Q連続鋳造ロールの表面硬化肉盛溶接施工法について教えて下さい。

各製鉄所の連続鋳造用ロールは,連鋳ロールまたはCCロールとも呼んでいるが,一般的には新品はもちろんのこと,補修の場合も耐熱・耐食・耐摩耗性溶接材料をロール表面に肉盛溶接している。肉盛用溶接材料としては,13~17%Cr-2~6%Ni系ステンレス鋼が主流で,第3元素として,Mo,Cu,Nbなどを添加したものもある。

連鋳ロールの肉盛溶接は,小径のものについてはマグ溶接で肉盛されることもあるが,ほとんどの場合が,メタル系フラックス入りワイヤでのサブマージアーク溶接か帯状電極肉盛溶接が採用されている。その際の溶接条件を一例を表1に示す。

なお,連鋳ロールの場合,使用中にロール表面にヒートクラックが発生し,そのヒートクラックがロールの折損事故にならないように,写真1のように最終層は軸方向盛を行うこともある。

〈江本 幸生〉

このQ&Aの分類

肉盛溶接

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連続鋳造ロール製品名:連鋳ロール施工法:サブマージアーク溶接

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