接合・溶接技術Q&A / Q03-04-37

Q突合せ継手とT形継手では,超音波探傷試験方法に違いがあるのですか。

突合せ継手では,板厚方向の欠陥を検出するために,板厚方向の欠陥への入射角が小さくなるように,一般に,屈折角70度の斜角探触子による斜角探傷試験を用いている。

一方,T継手では,溶接金属の形状に合わせて主板からの斜角探傷試験,または,図1に示すような立板からの垂直探傷試験と主板からの斜角探傷試験の組合せによる方法を適用している。

〈緒方 隆昌 / 2012年改訂[字句修正]〉

このQ&Aの分類

超音波探傷試験

このQ&Aのキーワード

突合せ継手とT継手溶接

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