接合・溶接技術Q&A / Q07-01-07

Q薄い板材の突合せ,重ねおよび角継手を能率よく溶接施工したいのですが,どのような溶接法を適用すればよいでしょうか。

薄板の溶接を行う場合,どのような溶接法を選ぶかについては材質,厚さおよび形状に応じて,①溶け落ちがないこと,②ビード形状が良好なこと,③作業性がよいこと,④高能率であること,⑤品質が良好であること,⑥溶接ひずみが少ないことが重要である。

これらの薄板溶接法のうち,一般的なものとしては,被覆アーク溶接,ティグ溶接,炭酸ガスアーク溶接,マグ,ミグ溶接,サブマージアーク溶接,スポット溶接,シーム溶接,ガス溶接,ろう付などがある。

また,電子ビーム溶接,レーザ溶接,高周波溶接,超音波溶接,摩擦圧接,爆発圧接なども従来困難視されていた材料の溶接や精密溶接,あるいは高能率溶接に活用されている。

表11)は板厚3mm以下を対象にした薄板の溶接を能率の観点から選定する目安を示したものである。

参考文献

1)稲垣,大石,西村:薄板軟鋼溶接のかんどころ,産報出版(株),p.33

〈上山 智之〉

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薄板の溶接

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