接合・溶接技術Q&A / Q07-06-10

Qレーザ溶接部について行われているNDI(非破壊検査)にはどのようなものがありますか。

レーザ溶接においても,従来の溶接部非破壊検査方法として用いられている超音波探傷やX線透過試験等の検査の適用が可能である。しかし,その評価は容易でない。その理由は次の通りである。

レーザ溶接が行われる被加工物は製造プロセスの最終段階に近い状態にあることが多く,その形状は複雑な場合がある。そのため,NDIが困難である。またレーザ溶接部の特徴として,溶接金属断面が狭いことや,発生するクラックやブローホールの大きさが極めて小さいことが挙げられる。このような場合については,溶接欠陥を的確に捉えることはなかなか容易ではない。

したがってレーザ溶接部の品質管理に当たっては,NDIではなく,プロセス管理と抜き取り品質検査が併用される例が多く見られる。

〈加幡 博史〉

このQ&Aの分類

レーザ溶接

このQ&Aのキーワード

非破壊検査施工法:レーザ溶接,EBW

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