接合・溶接技術Q&A / Q10-03-09

Qペンストックの延命方法は,補修および補強以外にないのでしょうか。

ペンストックの延命方法は,部分および全般的な補修および補強によるのが一般的であるが,状況により部分取替を行うことがある。

このような部分取替は,ある単位で溶接部の品質および腐食・摩耗等を含めた鋼材品質が極めて悪い場合に実施される。エキスパンドジョイント(伸縮管)の取替等は,数多く実施されているペンストックの延命方法の1つである。

取替方法としては,対象となる単位管をガス切断等で切断除去し,上下流側の既設管端部の開先加工をグラインダ等によって行う。

次に新設管を挿入し,組立および表裏両面の溶接を行う。溶接後,新設と同等の非破壊検査を実施することにより継手品質の確認を行い,ペンストックの取替が終了する。

溶接実施については,事前に実施する既設管の調査により材質等の確認を行い,適正な溶接材料および溶接施工条件の選定を行う必要がある。

〈松浦 十四彦〉

このQ&Aの分類

ペンストック

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延命方法

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