接合・溶接技術Q&A / Q11-03-09

Qガス切断機の日常点検は,どのような点に注意して行ったらよいですか。

ガス切断装置を図1に示す。日常点検事項を下記に示す。ガス切断作業時には必ず実行する必要がある。なぜなら,ガス切断作業は点検を怠ると爆発の危険性があるからである。

① 各連結部すべての漏れ検査を漏れ検知液などで行う。

② 調整器の目盛が0表示をしている。これは容器弁のスピンドルを開く時に,調整ハンドルが緩んでいる(反時計方向)ことを確認すること。確認せずにスピンドルを開き,ガスを出すと高圧ガスが一次室から二次室にいきなり来て,二次室の調圧スプリングを伸ばし,この結果残圧ガスがなくても0表示をせず,ある圧力を表示したままになる。こうなるとこの調整器はもう使用不能となる。

③ 切断吹管のインジェクタ機能の点検。切断吹管の酸素ホースのみ連結し,まず最初に加熱酸素バルブ,アセチレンバルブを十分に開き,アセチレンホース口に指を触れ吸込みを確認する。吸込みを確認したら,再度切断酸素バルブを開きインジェクタ機構の吸込みを同じ要領で確認する。この時,もし切断火口が緩んでいると切断火口取付口から空気が入りアセチレンホース取付口の吸込みはなくなる(図2参照)。

参考文献

1)ボイラ・クレーン安全協会:ガス溶接技能講習テキスト,pp.18-19

〈西田 隆法 / 2012年改訂[字句修正]〉

このQ&Aの分類

安全・衛生

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ガス切断機の日常点検

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