接合・溶接技術Q&A / Q11-03-10

Qガス切断時の安全および衛生上における注意事項および対策について教えて下さい。

ガス切断器の安全な取扱いはQ11―3―9で述べているので,ここではガスの点火および消火手順について述べる。

(1) 吹管のバルブは閉じた状態で,酸素,可燃性ガスの圧力をそれぞれ所定の圧力まで上げる。この場合,アセチレンは130kPa(1.3kg/cm2)を超えないように注意すること(低圧力のガスを用いるときは,必ずインゼクタの吸引作用を確かめる処置を行うこと)。

(2) まず可燃性ガスのバルブを1回転ほど開き,所定のライターで点火する。点火にマッチや裸火などを用いてはいけない。

(3) 次に酸素バルブを少しずつ開いていく。

(4) 炎の調節は可燃性ガス,酸素の順序で調節する。

(5) 切断器では,予熱炎を所定の中性炎に調節しても,切断酸素を放出すると,炭化炎になるので,この状態で再び予熱酸素バルブを調節し中性炎に調節し直す。さらに,次の事項を守ることが重要である。

(6) 作業を終わって,消火するときにはまず酸素バルブを閉じ,ついで可燃性ガスのバルブを閉じる。

参考文献

高圧ガス保安法 一般高圧ガス保安規則第60条第12号(例示基準79)

中央労働災害防止協会編:ガス技能講習テキスト「ガス溶接・溶断作業の安全」,P.60

〈溶接情報センター運営委員会 / 2012年改訂[字句修正]〉

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安全・衛生

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ガス切断時の安全・衛生

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