浪速博士の溶接がってん!
浪速博士の溶接がってん!は、日本溶接協会と大阪大学接合科学研究所の協力で制作されています。
溶接管理技術者2級レベルの内容です。
う~ん、困った。よくわからない。同じところから仕入れた部品を使っているのに、溶接の順序を変えたら完成品の形が変わってしまう。どうしたら設計図通りの形に組み立てられるのか?
会社で作製した製品が弾性範囲の小さな力しか掛っていないのに、使っているうちに「亀裂」が発生して壊れた、というクレームをお客さんからもらってしまった。どうして、繰返しの応力が材料に加わると壊れるんだ?
はじめは弾性応答なのに、なぜ途中から繰返し軟化によって塑性変形が発生するのか、また、加わる応力の大きさの影響や疲労亀裂の発生寿命との関係など、まだまだモヤモヤすることがいっぱいだよ。
機械構造用炭素鋼で溶接構造のローラーを、マグ溶接で製作する必要があるんだけど、溶接部に割れが発生してしまう。溶接中に割れたり、遅れ割れしたり、これは単純じゃないぞ。
しかし困ったな?。自転車のアルミフレームの製作を受注するから、フレームを組み立てるのに必要なアルミのティグ溶接法を勉強しておけ、と言われてしまった。久しぶりのティグ溶接法だけど、アルミ特有の注意事項なんてあったっけ?
上司に-30℃で100J以上という要求も満たす、低温用鋼用の被覆アーク溶接棒を100kg仕入れるように言われてしまった。その時、「チタン入りのアシキュラーフェライトの効いたやつ」といわれたけれど、アシキュラーフェライトってなんだっけ?
会社で製造した水門を納品した客先から、ステンレス鋼製なのに溶接部から腐食してボロボロになってしまったっていう問い合わせが・・・。あれっ、でも「ステンレス」って、「stain(錆び)」「less(ない)」つまり「錆びない」=「腐食に強い」金属ってことだよな~!?一体どうなってるんだ!?
上司から、配管の異材接合継手に応力腐食割れが入るので改善しろ、と言われてしまった。応力腐食割れは、材料、環境、応力の三因子が重畳した時に生じる現象だと、何かの本で読んだことがあるんだけど・・・。使う「材料」は決められているし、「使用環境」も変えられない・・・。となると、残るは「応力」か~・・・!?。
生産コストを低減するために、アーク溶接の自動化を考えろと言われてしまった。自動化するのにどんな設備にすればいいんだろう。それに、センサも使えって言われたけど、センサって何だろう。確か、聞いたことがあるけどこれは困ったぞ。
浪速博士:光学式センサの勉強はしてきたかい?
虎 尾 君 :続きの光学式センサについて勉強していたのですが、モヤモヤしてきたので、ご相談にあがりました。
浪速博士:それでは、光学式センサとはどんなものなのかな?
取引先から「例の高張力鋼の溶接の件だけど、入熱制限に気をつけて、センイオンドを上げずに頼みます」って言われてしまった。「入熱制限」、「センイオンド」ってなんだろう。
待望の新キャラ登場!
同じような製品でも早めに壊れてしまうものとそうでないものがあるので、亀裂発生の理由や寿命が異なる理由を明らかにして、今後の改善策を早急に立てるように厳命されてしまった。
そろそろWES1級の資格を取ったらどうだ、と上司から言われてしまった。来春の受験を目指すぞ!と一念発起して勉強を始めたものの、第1章の最初でつまづいてしまった。そもそも、アークって何?
仕事の幅を広げたいから、ろう接もしっかり勉強しておけ、と言われてしまった。WES1級のテキストにも、ろう接なんてほとんど出てこないから、名前ぐらいしか知らないんだよな・・・
今度の新しい製品に板厚2.0 mm以下の高強度薄鋼板を適用することになったんだけど・・・軟鋼板の抵抗スポット溶接とは何が違うんだろう・・・ん~困ったなあ。
「ティグ溶接の溶込み深さ」の内容について、浪速博士から突っ込まれてビックリしたなあ。あの時のご相談について思い出してみよっと・・・(2011年10月へタイムスリップ)
効率よく熱をとる流路を埋め込んだ、新しい冷却用銅材の開発を依頼されたけど、最先端な設計をやってみたら構造がめっちゃ複雑になってしまった・・・
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