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被覆アーク溶接棒,JIS Z 3211 改正内容の解説

軟鋼用被覆アーク溶接棒,高張力鋼用被覆アーク溶接棒および低温用鋼用被覆アーク溶接棒の三つのJISは、ISO 2560およびISO 18275に準じて2008年にJIS Z 3211(軟鋼,高張力鋼及び低温用鋼用被覆アーク溶接棒)として改正されました。その主な内容について以下に記します。

1. 改正の背景

近年の世界経済一体化は著しく、WTO/TBT協定発効(1995年)に伴う国内規格(JIS)の国際規格(ISO)への整合化は、日本政府の基本方針となっている。すなわち、国際標準は、製品の品質、性能,安全性、試験方法などに関する国際的な取決めを示したものであり、国際市場における円滑な経済取引を保証する手段として有効なものとなる。

2. 改正の主な要点

① ISO規格に整合させる。

② JIS Z 3211(軟鋼用被覆アーク溶接棒),JIS Z 3212(高張力鋼用被覆アーク溶接棒)およびJIS Z 3241(低温用鋼用被覆アーク溶接棒)をJIS Z 3211(軟鋼,高張力鋼及び低温用鋼用被覆アーク溶接棒)として統合

③ 軟鋼および高張力鋼用被覆アーク溶接棒に溶着金属の化学成分での区分を追加

④ 溶接棒の表示、DおよびDL→E(例、D4303→E4303)

⑤ イルミナイト系溶接棒の表示、01→19(例、D4301→E4319)

3. JIS記号の表示


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