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アーク溶接作業の安全と衛生
(第7回)

(1) 溶接用保護面

顔面全体を覆うもので,ハンドシールド形とヘルメット形の2種類(写真8.1)があります。

 

(a) ハンドシールド形

 

(b) ヘルメット形

写真8.1 溶接用保護面

溶接用保護面は,保護(遮光)めがねでは防護できないアーク光,スパッタなどから顔部及び頭や頚部(けいぶ)の前面を保護する役目もあります。

なお,遮光レンズまたはフィルタを着用して長時間の連続作業は,目に大きな負担を伴います。そのため計画的な休息をとること,また,作業終了時には冷水で洗顔,冷湿布を行うなどの対策を講ずることが望ましい。

 

(2) 保護(遮光)めがね

アークの点弧または再点弧の場合に,保護面でのカバーが遅れると,有害光にばく露する危険をはらんでいます。それに備えて,常時,溶接用保護面の着用とは別に,保護めがね(遮光めがね)を着用することを推奨します。

保護めがねとしては,写真8.2に示すようなスペクタクル形(サイドシールド有り)の一眼式または二眼式めがねで,遮光度番号1.2〜3のレンズ付きのものを着用することが好ましい。

 

(a) 一眼式

 

(b) 二眼式

スペクタクル形(サイドシールド有り)
写真8.2 保護(遮光)めがね

なお,一眼式は,近眼用などのめがねをしていても,その上から着用できる利便さがあります。


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