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はじめに
疲労研究小委員会の成果
疲労に関するQ&A集
疲労に関する重要知識

Fatigue2022+1

疲労に関するシンポジウム資料

FQA小委員会講演資

疲労ナレッジプラットフォームとは

 疲労ナレッジプラットフォーム」は、日本溶接協会 原子力研究委員会 FQA小委員会(2012年4月~2015年3月)、FQA2小委員会(2015年4月~2017年3月)およびFQA3小委員会(2017年4月~2019年3月)の調査研究の活動成果を取り纏めたものです。

FQA小委員会、FQA2およびFQA3小委員会では、以下の項目の疲労ナレッジを構築しました。


FQA小委員会の概要

研究題目: Q&A方式による疲労知識の体系化に関する調査研究

研究目的:
 原子力構造機器のトラブル事例の1/3を占める疲労に関わる問題は、早急に解決すべき極めて重要な課題である。
 JWES原子力研究委員会の疲労研究小委員会では、長年にわたり、原子力構造機器に用いられる材料を対象として広範な研究を行い、貴重な成果が蓄積されている。また、電力会社、プラントメーカの若い技術者においては、疲労に関する知識と経験を得る場が少なくなりつつある。
 そこで、FQA委員会では疲労研究小委員会の成果を中心に従来知識を集約し、最新知識を含めてナレッジプラットフォームとして纏めた。また、疲労に関する質問を広く募り、その解答を作成してQ&A集として収録した。さらに、疲労に関する重要知識も収録した。
 このナレッジプラットフォームは、広く社会に提供し、活用していただくことを目的としている。これらの活動を通して、疲労に関する知見と、経験を知識化して伝承し、若手技術者の育成を行うことも意図するものである。

研究期間: 平成24年4月24日~平成27年3月31日(FQA小委員会、3年間)
      平成27年4月23日~平成29年3月31日(FQA2小委員会、2年間)
      平成29年4月20日~平成31年3月31日(FQA3小委員会、2年間)

研究体制:
 (1) (一社)日本溶接協会 原子力研究委員会の下にFQA小委員会を設置した。  

FQA:Subcommittee for Organizing Question and Answer of Fatigue Knowledge

   本小委員会の研究体制は以下の通り
   主 査 :小林 英男 (東京工業大学名誉教授)
   副主査 :小川 武史 (青山学院大学理工学部教授)
   副主査 :小茂鳥 潤 (慶應義塾大学理工学部教授)
   幹事およびリーダ:3機関、4名
   委 員 :15機関、約50名
   (中立委員、電力委員、電力関連委員、メーカ委員で構成)
   事務局 :(一社)日本溶接協会 業務部

 (2) (一社)日本溶接協会 原子力研究委員会の下にFQA2小委員会を設置した。  

FQA2:Subcommittee for Organizing Question and Answer of Fatigue Knowledge(Phase 2)

   本小委員会の研究体制は以下の通り
   主 査 :小林 英男 (東京工業大学名誉教授)
   副主査 :小川 武史 (青山学院大学理工学部教授)
   副主査 :小茂鳥 潤 (慶應義塾大学理工学部教授)
   幹事およびリーダ:4機関、5名
   委 員 :31機関、約59名
   (中立委員、電力委員、電力関連委員、メーカ委員で構成)
   事務局 :(一社)日本溶接協会 業務部

(3) (一社)日本溶接協会 原子力研究委員会の下にFQA3小委員会を設置した。  

FQA3:Subcommittee for Organizing Question and Answer of Fatigue Knowledge(Phase3)

   本小委員会の研究体制は以下の通り
   主 査 :小川 武史 (青山学院大学理工学部教授)
   副主査 :菅田 淳 (広島大学大学院工学研究科教授)
   副主査 :小茂鳥 潤 (慶應義塾大学理工学部教授)
   幹事およびリーダ:4機関、5名
   委 員 :27機関、約58名
   (中立委員、電力委員、電力関連委員、メーカ委員で構成)
   顧 問 :小林 英男 (東京工業大学名誉教授)
   事務局 :(一社)日本溶接協会 業務部

研究内容:
  以下の疲労ナレッジを構築
   ① 疲労研究小委員会の成果
   ② 疲労に関するQ&A集
   ③ 疲労に関する重要知識