接合・溶接技術Q&A / Q01-01-01

Q造船のロンジスティフナーの自動すみ肉溶接を行う場合脚長8mmが必要です。どのように行えばよいのでしょうか。

ロンジスティフナーの自動すみ肉溶接としてよく用いられるのは,サブマージアーク溶接であるが,脚長8mmの場合,1電極で満足する溶接を得ることができない。したがって,2電極以上を使って1ランで施工することになる(図1参照)。

表1に脚長6mmと8mmの場合の例を示す。

最近では,ロンジスティフナーの自動すみ肉溶接として,2電極のMAGアーク溶接(高速回転アーク溶接)が用いられている造船所もある。この場合の条件例を表2に示す(図2参照)。

参考文献

1)杉谷:NKK技報,No.124,(1988)

〈北村 信男〉

このQ&Aの分類

溶接材料

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すみ肉溶接製品名:船・ロンジ材質:A級鋼施工法:グラビティ・CO2自動,半自動

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