- 接合・溶接技術Q&A / Q01-01-16
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Q一般鋼構造物の溶接工事における日程計画について,計画を立てる時に検討考慮すべき事柄を教えて下さい。
日程計画は,大きな仕事では通常,大日程,中日程,小日程に区分して計画,管理される。計画に際しては,顧客への納期遵守を念頭に,工事量,設備能力,製作方法,手順などを総合的に考慮しなければならない。この場合,できる限り工事量の変動を少なくし,また,工程間のアンバランスがないように計画することが大切である。最近では,待ち行列理論などによる物流シュミレーションを適用して,生産性向上,効率化を図ることもある。
通常,工事に着手した初期の段階では,工事に対する不慣れからくる能率の低下が予想されることから,多少日程上の余裕を見ておく方がよい。また,極端な短日程の計画は品質を犠牲にすることにもなるので,発注,受注両者とも,余裕をもって計画を立てる配慮が必要である。
〈原沢 秀明〉