- 接合・溶接技術Q&A / Q10-04-10
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Q梁に打ったスタッドの15°打撃曲げ検査で欠陥が発見されました。鉄骨では,この場合どのような補修を行うか教えて下さい。
不合格となったものは(図1),50~100mmの隣接部に打ち増しする。ただし,隣接部に打ち増しできない場合や欠陥が母材に及んでいる場合は,不合格スタッドを除去し,母材表面を補修溶接してグラインダーで仕上げた後,打ち直しを行う。再度検査をして合格とならなければならない。
参考文献
1)(社)日本建築学会:建築工事標準仕様書JASS-6 鉄骨工事,(社)日本建築学会,pp.31-32,(1996)2)(社)日本建築学会:鉄骨工事技術指針・工場製作編,(社)日本建築学会,pp.520-524,(1996)
〈松本 正巳〉
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欠陥補修製品名:建築鉄骨材質:SN400A/B/C,SN490B/C施工法:スタッド溶接