- 接合・溶接技術Q&A / Q10-05-04
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Q軟鋼材を半自動溶接した突合せ継手部を非破壊検査(RT)した時,内部に欠陥が発見されました。溶接経験の少ない若年者に対して,どのような点に留意して溶接補修をやらせればよいでしょうか。
(1) X線フィルムにより欠陥の種類,大きさ,位置等をまず溶接作業者によく説明する。
(2) 溶接部の欠陥を除去する方法として,ガウジングにするかグラインダーにするかは,上司と相談して決める。
(3) 元の施工条件をチェックする。
(4) 補修最適溶接条件を決め,上司立会いで補修溶接する。
(5) 再度X線検査(RT)を行って溶接部を確認する。
〈妹島 五彦 / 2012年改訂[字句修正]〉