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 4.おわりに

本稿では、溶接材料に関するISOの整備状況とそれに整合したJIS改正の最新状況について報告したが、今回の改正を経て、大多数の溶接材料JISは、グローバル展開に対応できる規格へと進展できているが、これまでのJISに対して種類名称と区分規定値の変更を伴うことから、改正内容については十分なご理解をお願いしたい。

溶接材料は、広く産業界で利用されている基礎材料であり、その品質特性を規定したJISは、各種構造物の強制法令や構造規格等の多くの関係業界基準に引用されている重要規格であり、また鋼造設計に係る性能を規定している規格である。

溶接材料JISの大部分は、(社)日本溶接協会と(財)日本規格協会とが共同作成で担当しており、国際規格、海外規格、国家規格及び団体規格の相互の関連についての調和を図った規格作りを推進していく所存ですので、規格を活用している方々からのご意見とご支援をお願いする。

参考文献

1.(社)日本溶接協会規格委員会 標準化ニュース「溶接材料規格の動向―国際整合化に基づくJIS改正―」,溶接技術,2007年5月号,113〜121ページ

2.(社)日本溶接協会規格委員会 技術情報「溶接材料規格の動向(国際整合化に基づくJIS改正)」,危険物保安技術協会,114号,JUL2007,62〜69ページ

3.[解説]「溶接材料規格の動向(国際整合化に基づくJIS改正)」,配管技術,2008.2 Vol.50 No.2,28〜31ページ

4.(社)日本溶接協会 溶接棒部会 技術委員会 特集 溶接の今をひもとく 第1部 溶接を取り巻く今日的課題「溶接材料関連ISO/JISの動きと注意点(国際整合化に基づくJIS改正)」,溶接技術,2009年1月号,66〜74ページ

5.(社)日本溶接協会 溶接棒部会 技術委員会 「溶接材料JISの改正内容の解説」

・第1回「JIS Z 3211 軟鋼,高張力鋼及び低温用鋼用被覆アーク溶接棒」,溶接技術,2009年2月号,97〜101ページ

・第2回「JIS Z 3312 軟鋼,高張力鋼及び低温用鋼用のマグ溶接及びミグ溶接ソリッドワイヤ」,溶接技術,2009年3月号,98〜103ページ

・第3回「JIS Z 3313 軟鋼,高張力鋼及び低温用鋼アーク溶接用フラックス入りワイヤ」,溶接技術,2009年4月号,106〜110ページ

・第4回「ステンレス鋼溶接材料」,溶接技術,2009年5月号,114〜119ページ

・第5回「低合金耐熱鋼用溶接材料」及び「サブマージ溶接材料」,溶接技術,2009年6月号,134〜142ページ

・第6回 「Ni-Ni合金用溶接材料」及び「Al-Al合金用溶接材料」,溶接技術,2009年7月号,119〜124ページ

・第7回 「Ti-Ti合金用溶接材料」及び「溶接及び熱切断用シールドガス」,溶接技術,2009年8月号,106〜112ページ

6.[解説]「溶接材料JISの国際整合化改正」

・第1回「JIS Z 3211 軟鋼,高張力鋼及び低温用鋼用被覆アーク溶接棒」,配管技術,2009.8 Vol.51 No.9,40〜46ページ

・第2回「JIS Z 3312 軟鋼,高張力鋼及び低温用鋼用のマグ溶接及びミグ溶接ソリッドワイヤ」,配管技術,2009.9 Vol.51 No.10,25〜30ページ

・第3回「JIS Z 3313 軟鋼,高張力鋼及び低温用鋼アーク溶接用フラックス入りワイヤ」,配管技術,2009.10 Vol.51 No.12,14〜19ページ

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本稿は,日本溶接協会機関誌「溶接技術」2010年4月号に掲載されたものをもとに,
直近の動向を踏まえ一部修正しております。記述内容は2010年3月末日現在のものです。

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