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 6.JIS Z 3324:2009改正予定「サブマージアーク溶接による

   ステンレス鋼溶着金属の品質区分及び試験方法」

6.1 適用範囲

3.2項で記述したように,JIS Z 3324:2007「ステンレス鋼サブマージアーク溶接ソリッドワイヤ及びフラックス」から「ステンレス鋼サブマージアーク溶接ソリッドワイヤ」をJIS Z 3321に移行し,「ステンレス鋼サブマージアーク溶接フラックス」を同時期に改正予定のJIS Z 3352「サブマージアーク溶接用フラックス」に移行することとし,残りの規定を本JISに残し,「サブマージアーク溶接によって得られるステンレス鋼溶接金属の品質区分(溶着金属の化学成分及び機械的性質)及び試験方法」として改正する予定である。図4にステンレス鋼溶接材料JISの整理統合表を示す。

 

6.2 溶着金属の品質区分

溶着金属の品質区分を示す記号の付け方は,次による。

 7.まとめ

本稿では,ISOに整合化したJIS改正のうち,ステンレス鋼溶接材料に係るJIS全般についての改正内容について解説した。
 なお,溶接材料は,広く産業界で利用されている基礎材料であり,今回の国際整合化JIS改正は,大きな改正内容を含んでいることから,広く関係業界のご理解を得ておきたいと考えている。
 また,溶接材料JISは,(社)日本溶接協会と(財)日本規格協会とが共同作成で担当しており,国際規格,海外規格,国家規格及び団体規格の相互の関連についての調和を図った規格作りを推進していく所存ですので,規格を活用している方々からのご意見とご支援をお願いする。
  

参考文献

1.(社)日本溶接協会規格委員会 標準化ニュース「溶接材料規格の動向―国際整合化に基づくJIS改正―」,溶接技術,2007年5月号,113〜121ページ

2.(社)日本溶接協会規格委員会 技術情報「溶接材料規格の動向(国際整合化に基づくJIS改正)」,危険物保安技術協会,114号,JUL 2007,62〜69ページ

3.[解説] 「溶接材料規格の動向(国際整合化に基づくJIS改正)」,配管技術,2008.2 Vol.50 No.2,28〜31ページ

4.(社)日本溶接協会 溶接棒部会 技術委員会 特集 溶接の今をひもとく 第1部 溶接を取り巻く今日的課題「溶接材料関連ISO/JISの動きと注意点(国際整合化に基づくJIS改正)」,溶接技術,2009年1月号,66〜74ページ

5.(社)日本溶接協会 溶接棒部会 技術委員会 「溶接材料JISの改正内容の解説
第1回 JIS Z 3211 軟鋼,高張力鋼及び低温用鋼用被覆アーク溶接棒」,溶接技術,2009年2月号,97〜101ページ

6. (社)日本溶接協会 溶接棒部会 技術委員会 「溶接材料JISの改正内容の解説
第2回 JIS Z 3312 軟鋼,高張力鋼及び低温用鋼用のマグ溶接及びミグ溶接ソリッドワイヤ」,溶接技術,2009年3月号,98〜103ページ

7. (社)日本溶接協会 溶接棒部会 技術委員会 「溶接材料JISの改正内容の解説
第3回 JIS Z 3313 軟鋼,高張力鋼及び低温用鋼アーク溶接用フラックス入りワイヤ」,溶接技術,2009年4月号,106〜110ページ


文責
(社)日本溶接協会 溶接棒部会 技術委員会 規格化第9分科会主査 横田久昭
(株式会社神戸製鋼所 溶接カンパニー 技術開発部)

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本稿は,日本溶接協会機関誌「溶接技術」2009年5月号に掲載されたものをもとに,
直近の動向を踏まえ一部修正しております。記述内容は2009年3月末日現在のものです。

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