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“J-STAR® Welding”について

“J-STAR Welding”(REM添加ワイヤ, ワイヤマイナス)ビードオンプレート溶接における断面マクロ組織を図8に、外観を図9に示す。ビード近傍へのスパッタ付着が極めて少なく、ビード中央には従来比約1.5倍の深い溶込みが認められる。REMを添加していない従来ワイヤを用いた正極性(ワイヤマイナス)の炭酸ガスアーク溶接は、逆極性(ワイヤプラス)に対して溶込み深さは約1/2に減少し、ワイヤの溶融速度は約1.5倍に増加する。しかし、J-STAR Weldingは,ワイヤに適量のREMを添加することで安定かつ集中した円錐状アークの形成により正極性(ワイヤマイナス)の溶接でありながら従来の逆極性(ワイヤプラス)の炭酸ガスアーク溶接に対して約1.5倍の深い溶込みが得られる。また、ワイヤの溶融速度は、従来の棒プラスの溶接と同等である。

図8 ビードオンプレート溶接の断面マクロ組織

図9 J-STAR® Weldingビードオンプレート部の外観