3. 水素切断の特徴
3.1 水素の供給
一般的に水素はボンベで供給されるが、最近では水を水素と酸素に電気分解し、水素を発生させる水素発生器も普及している。水素発生器は水素だけを取り出す方式と、水素と酸素の混合ガスを取り出す方式に大別される。水素と酸素の混合ガスを取り出す方式は安全性向上のため、水素発生器内でプロパンを添加しているタイプが主流である。
水素と炭化水素の混合ガスボンベ(以後、水素プレミックスガスと呼ぶ)の供給例を図1に、水素ボンベを使用した供給例を図2に示す。
後述するが、図2は水素の予熱炎の色付けや発熱量を補うために、プロパンを混合している例を示す。

図1 水素プレミックスガスボンベの使用例

図2 ボンベでの水素の供給例(プロパン混合)
3.2 水素切断に使用する機器>
水素切断の基本的な機器構成はプロパンと同じだが、以下に示す機器が水素専用となる。
- ①火口(プロパン用火口も使用可能)
- ②ガスホース(水素系統)
- ③圧力調整器(水素系統)
- ④逆火防止器(水素系統)
- ⑤プロパン混合器(3.1項の図2のプロパンを混合する場合)
- ⑥プロパン(3.1項の図2のプロパンを混合する場合)

図3 プロパン用と水素用の火口比較







