3.4 入熱(歪)の比較
水素プレミックスガスボンベを使用し、板厚25mmの軟鋼(SS400)を加熱し、サーモビュアにより材料表面の温度分布変化を確認した結果を図5に示す。加熱開始10秒では、水素プレミックスガスを使用した場合、軟鋼の切断に必要な発火温度900℃前後に達する。

図5 加熱開始後10秒後の表面状態
軟鋼(SS400)16mmをプロパン、プロパン10%+水素、水素で長さ500mm、幅100mmで切断した時の歪量を比較したものを図6に示す。水素濃度が高い程、歪量も小さい傾向にある。また図7は、軟鋼12mm長さ1,000mm、幅100mmを水素プレミックスガスとプロパンでの燃焼熱量を同一にした時の歪量を比較したものである。水素プレミックスガスの変形量が小さいことが分かる。

図6 プロパン、プロパン10%+水素、水素の歪量比較

図7 切断時の変形量







