3.
軟鋼及び高張力鋼用マグ溶接フラックス入りワイヤ
(JIS Z 3313一部抜粋)
3.1 改正の主な要点
① ISO 17632,ISO 18276に整合させている。両規格は、共にEU諸国の規格に基づくSystem Aと環太平洋地域の規格に基づくSystem Bで構成されているが、JISではSystem Bに整合させている。
② ワイヤの種類を示す記号は、旧JISとは異なる新しい形式に変更されている。
すなわち、旧規格では、溶着金属の引張強さ・吸収エネルギー、シールドガスおよびフラックスタイプで区分され、それに付随して溶着金属の化学成分が規定されていたのに対し、新規格では、更に適用溶接姿勢、溶接の種類(マルチパスと1パスの区分け、およびPWHTの有無)、溶着金属化学成分、および水素量の区分が加わっている。
③ 軟鋼及び高張力鋼用ワイヤを示す記号YFWはTに変更。
④ 引張強さ、耐力の単位をN/mm2からMPaに変更。
3.2 JIS記号の表示

図2 フラックス入りワイヤの種類の記号
表3 使用特性の記号(抜粋)
| 記号 | シールドガス | 電流の種類 | フラックスタイプ |
| T1 | あり
|
DCワイヤ+ | ルチール系 |
| T2 | DCワイヤ+ | ルチール系1) | |
| T5 | DCワイヤ+又は− | ライム系 | |
| T15 | DCワイヤ+ | メタル系 |
注1) Mnおよび/またはSiの添加量を高めた種類







