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第8回

第8回技術相談事例集をお届けします。

WE-COMの技術相談コーナがスタートして以来、これまでに100件以上の相談が寄せられています。その内容を分析してみますと、金属材料分野と施工管理分野が全体の3/4(75%)を占めています。「ものづくり」において、溶接技術を応用する上での直接的な問題に苦労されている状況が想像できます。受注した構造物を製作するに際し、使用する母材に適切な溶接材料は何か、また、その溶接施工での遵守すべき規準及び、重要な技術的ポイントは何か等々です。

技術相談を開設した狙いは、溶接を利用した「ものづくり」において、溶接の利点を最大限生かし、正しいその応用を行えるよう溶接管理技術者の仕事をサポートすることにあります。即ち、現場で生じている問題の解決に直接役立てることです。皆様から寄せられる相談内容が我々の目指した目標にほぼ合致していると感じています。

今後、技術相談を寄せられる場合について少し触れます。留意していただきたい事項は、「WE-COM技術相談利用規約」に掲載しています。十分に理解した上で相談いただくようお願いします。また、相談の内容によって、相談の種類として6つのカテゴリーから選定する仕組みになっています。溶接法、金属材料、設計、施工管理・・・です。この選定で相談内容にマッチしない項目にチェックを入れますと、相談が専門でない分野の回答者に回ってしまいます。正規の回答者に届くまでに余分な日数を要すことになります。ご注意下さい。

 


相談例22.一般構造用鋼材(SS鋼)はリムド鋼か2

相談例23.重量物吊り具の溶接後熱処理3

相談例24.コラム柱現場初層溶接に発生するブローホール4


(WE-COM会員のみ)