WE-COM 最新号トップへ(WE-COM会員のみ) | この号のトップへ | WE-COM バックナンバートップへ

第11回

技術相談は、発足以来WE-COM会員の皆様から定常的に数多くの相談が寄せられ、活動の大きな柱として定着するようになってきました。

この活動は現在6年目に入っていますが、回答陣全員で試行錯誤を繰り替えし、皆様にとってより役立つものにすべく努力しております。

この観点で最も重要なことは、相談内容の技術情報です。回答が効果的か否かは相談者から寄せられる情報次第といっても過言ではありません。的確な回答を出すうえで必要な情報は以下の事項です。

 
  • 知りたいことは何か、すなわち困っていることは何かを明確に記す。
  • 対象物は何か。母材(種類、板厚、できればおおよその寸法を含む)及び溶接材料。
  • 溶接法(例えばマグ溶接、被覆アーク溶接等)とおおよその溶接条件。
  • 起こっている事象の詳細(例えば溶接欠陥であれば、発生状態)。

なお、提供された情報は漏洩がないよう守られています。提供者の承認なしに口外されることはありません。より充実した技術相談にするため、詳細な情報の提供を期待します。

 

相談例31.フェライト系ステンレス鋼の溶接材料の選定2

相談例32.軟鋼製圧力容器のCO2アーク溶接における
バックシールドについて
3

相談例33.圧力容器での非破壊検査を要求されない場合の
突合せ溶接継手の余盛高さ
4



(WE-COM会員のみ)