技術相談の開始から、現時点(2018年3月)で6年3か月経過しています。その間に寄せられた相談は、年度で可成りの変動がありますが、ここ数年は30件/年程度で推移しており、累計で170件に達しています。
相談の内容を分析してみますと、開始当初は技術分野、産業分野共に多岐にわたるものでしたが、最近は材料、施工関連で約80%を占め、製品を製作する段階で生じる問題に集中している状況です。しかも、特殊材料を使用した、あまり一般的ではないような構造物についての相談が数多く寄せられています。
この傾向は、モノづくりの現場で生じる課題の解決に利用されている証左であり、『技術相談』が目論んだ目標に合致するものです。
現場で対応に困ったとき、周辺に相談できる人がいないとき等の一つの方策として利用していただければと考えています。
相談例36.アミン環境下で長期間使用された材料の
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