5. おわりに
高電流埋もれアークの安定化が可能となったことにより、従来のガスシールドアーク溶接ではとても考えられなかったような中厚板・厚板の高能率施工が実現されてきている。本稿にて紹介した溶接継手はごく一例であり、この他にも様々な継手への適用・実用化が進んでいる。高電流埋もれアークはこれまで類を見ない特徴的なプロセスであり、今後も効果的な適用を検討し、溶接能率のさらなる向上に取り組んでいく。
参考文献
1) 溶接学会編:新版 溶接・接合技術特論,産報出版(2005)p48
2) 村岡ら:電源出力変調による炭酸ガスアーク溶接におけるビード形状の改善,溶接学会全国大会講演概要,第96集(2015s)p134-135
3) 足立ら:大電流マグ溶接の溶滴移行現象,溶接学会全国大会講演概要,第79集(2016f)p112-113
4) 浅井知:工場溶接の高効率化−重電機器溶接の事例−,日本溶接協会WE-COMマガジン,第16号(2015)
5) 馬塲ら:高電流埋もれアークを用いた低炭素鋼の溶接に対する基礎検討―超高速ワイヤ送給GMA溶接システムの開発(第三報)―,溶接学会全国大会講演概要,第102集(2018-4)p178-179
6) 馬塲勇人:高電流埋れアークを用いた「D-Arc溶接法」による厚板溶接,溶接技術,Vol. 64(2016)p78-82
< 略 歴 >
| 馬 塲 勇 人 (ばば はやと) |
2014年 大阪大学 大学院 工学研究科 マテリアル生産科学専攻 生産科学コース 修了 2014年 株式会社 ダイヘン 溶接機事業部 第二技術部 配属 2015年 株式会社 ダイヘン 溶接機事業部 研究開発部 配属 現在に至る |







