最新技術・製品の展示・実演、講演で構成される恒例のフォーラムは、コーティングフォーラムを加え5大フォーラムに進化した。
開幕記念講演(4月11日、11:00〜)は、全米トップの溶接関連ホールセラー、OKI Bering Supply社CEO、米国溶接協会会長のウィリアムA.ライスJr.氏を講師に招き、基調講演「世界をつなぐ溶接技術」〜グローバル市場と最新技術について〜と題して約1時間講演する。
恒例のトレンドセミナーは、11日〜13日の3日間、20セッションを予定する現場に役立つ最新技術提案や技術解説を行うワークショップ。最新技術の応用事例や工場環境改善への提案をはじめ、海外市場の動向など幅広い分野で多岐にわたる講演を企画する。
主催者テーマ展示は、NEDOプロジェクト「鉄鋼材料の革新的高強度・高機能化基盤研究開発」の成果展示を企画した。プロジェクトでは高強度鋼、高機能鋼の実用化拡大の基盤となる①高級鋼厚板溶接部の信頼性・寿命を大幅に向上する溶接施工、溶接材料および金属組織制御技術の開発②部材の軽量化を図るために強度、加工性など最適傾斜機構を付与する機械部品鍛造技術の開発――を推進してきた。
今回は予熱なしで980MPa以上の高級鋼の溶接を可能にする溶接技術と溶接材料開発の成果を披露する。ブース内ではクリーンミグ溶接のデモンストレーションやモックアップ体(クリーンミグ溶接、レーザ溶接)の展示も企画する。
技能伝承プラザは、溶接技能の向上と溶接に対する社会的な認知度アップを目的に掲げる総合イベント。優秀技能者による実演では、被覆アーク溶接、炭酸ガスアーク溶接について、各府県溶接協会のコンクール上位入賞者や技能五輪選手などが磨き上げた技能を間近で披露する。希望者を対象に溶接の技術指導を行うほか、溶接体験ではティグ溶接を適用し文鎮の溶接を行う。また、高校生による作品展示も計画している。
第1回関西地区高校生溶接コンクールは、関西地区の高校生が溶接技能を競い合うことにより、日本のものづくりを支える溶接技能の普及を図り、次世代の担い手育成を支援する。競技種目は被覆アーク溶接で溶接技能者評価試験「A-2F」の課題に挑戦する。
12日には、溶接学会、日本溶接協会、産報出版の共同主催により「震災における構造物の被害と補修を中心として(仮題)」をテーマに掲げる「第4回溶接連合講演会」を開催する。
このほか、アジア溶接連盟総会や平成24年度溶接学会春季全国大会(4月10日〜12日、大阪南港ATCホール)も併催されるなど、期間中、インテックス大阪周辺は「溶接」一色に染まる。







