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2012 国際ウエルディングショー

67,000人来場、溶接界の新潮流に注目

 

ライス米国溶接協会会長を講師に招いた開幕記念講演

 

「米国では高齢者のリタイアにより2019年には24万3,000人の溶接技能者が不足する」。初日(11日)の11時から始まった開幕記念講演は、米国溶接協会(AWS)会長のウィリアム・A・ライス・ジュニアOKIベリングサプライ社CEO(最高経営責任者)を講師に招き、基調講演「世界をつなぐ溶接技術〜グローバル市場と最新技術について」と題して講演した。米国溶接業界の人手不足に直面するライス氏は「どうやって若い人たちに業界に入ってもらうか」と切実な思いを語った。

「米国における溶接技能者の不足は、大きな課題となるだろう。おそらく5―10年かからなければならないだろう」。AWSでは学生会員を増やすための人材開発プログラムを積極的に整備している。

「必ずしも溶接技能者でなくともエンジニアなどの職種に目を向けてほしい。まだ職業を選んでいない人を少しでも巻き込んでいく取り組みの一つである」

溶接技能者に対する教育訓練については、2年前にライス氏自らヴァーチャルウェルディングの活用を提案し、AWSから協力の意向を引き出した。ヴァーチャルウェルディングシステムについてはリンカーンエレクトリックの支援を得て専用トレーラーを用意し、あるイベントでは4,600人がシステムを体験したという。

「VIP招待で私の妻がチャレンジしたら100点満点で80点だった。私自身、溶接は何年も経験しているが、体験しなかった(笑)」

また、キャリアや仕事に関して開設したウェブサイトを紹介し「AWSは電子イニシアチブを発揮している。このサイトを見て、若者が職を見つけてくれればありがたい」

中でも認証プログラム「アメリカン・ウェルディング・オン・ライン」は「さらに深い教育プログラムに仕上がっている。役員会の承認を得て、関係予算は4倍に増やしている」ことからも教育に対するライス氏の熱意がうかがえた。


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