図8は、一般のマグ溶接機にて同軸複層ワイヤを用いた大電流クリーンMIG溶接(電流380A)時のワイヤ溶融とアークの挙動を示している。陰極点は激しく不規則に挙動しているが、明らかに溶融液柱は短縮し、アークが安定になっていることがわかって頂けよう。そのときのビード外観と溶込みを図9に示すが、欠陥のない安定なビードが形成されていることがわかる。因みに溶接金属の含有酸素量は40ppmである。
これらの一連の現象を纏めたものが図10であり、これらのことから、溶融液柱の伸長を抑制することがミグ溶接安定化の重要な要因であることがわかる。
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図8 一般のマグ溶接機によるクリーンMIG溶接時の同軸複層ワイヤの溶滴移行状態(動画あり)

(a) ビードオン溶接

(b) V開先溶接
図9 同軸複層ワイヤによるクリーンMIG溶接のビード外観と溶込み

図10 シールドガス種と溶滴移行形態の関係と同軸複層ワイヤ適用の効果









